来年4月に創立20周年を迎える西が岡小学校(下畝直人校長)。今年度は記念事業として、キャラクター作成や航空写真撮影を行ってきた。11月29日にはその集大成となる成人式が行われ、児童らが学校の創立を祝う。
「子ども中心の、子どものための20周年記念事業」のコンセプトで行ってきた記念事業。昨年冬に20周年記念キャラクター案と名称を募集し、児童間で投票を行い、大上花奈さん(6年)が作成した「ケヤッキー」が選ばれた。同校の正門脇には初代校長の藤沼文隆氏が植えたケヤキの木があり、同氏が作詞した校歌の中にも「ケヤキ」の言葉が入っているという。
5月は全校児童535人で航空写真を撮影。夏には(社)大日本水産会を招き、水産業の学習や魚との触れ合い体験が行われたほか、保護者を対象にブリやサバをさばく料理教室が行われた。今月23日には横浜市消防局音楽隊(ポートエンジェルス)による演奏が行われ、20周年記念事業の実行委員長を務める右近大輔さんは「音楽のパワーや素晴らしさに感激した。子どもらも体を動かして楽しんでいた」と話した。
11月に成人式
11月の成人式は、6年生約15人の実行委員会を中心に準備を進めている。「一つのものを作り上げていく中で成長してほしい」と下畝校長。
学年ごとに学校の誕生会に見合った歌や踊り披露、保護者の見学が可能な学習発表会を予定。20年の歩みや記念事業の模様を編集したプロモーションビデオが上映されるほか、領家中学校吹奏楽部の演奏が披露される。昼食は児童が話し合ってメニューを決めた誕生日給食を楽しむという。下畝校長は「明るく元気で素直な子たち。このような子どもたちが育ってきたことを、地域の皆さんに見せたい」と話している。
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