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湘南鎌倉バースクリニック5月開院 「心に寄り添った新たなお産環境を」 4月24日(日)に施設内覧会
「湘南鎌倉バースクリニック」が5月初旬、鎌倉市山崎に開院する。同院は湘南鎌倉総合病院(鎌倉市岡本、塩野正喜院長)が開設する、新たな産科拠点。院長に就任予定の日下剛医師は「お産というかけがえのないイベントを、不安なく前向きに迎えられるよう、妊婦さんと家族をサポートしたい」と意気込む。
心身両面でサポート
これまでも院内の「お産センター」で年間約800件の分娩を受け入れてきた湘南鎌倉総合病院。新たな産科拠点を開設する理由として日下医師は「高齢での初産や体外受精など、出産を取り巻く環境は大きく変わっています。お産という人生の大きなイベントを、妊婦さんが不安なく安全に迎えるため、新たな環境が必要でした」と話す。
同院が特に力を入れるのが、妊婦のメンタル面でのサポート。日下医師は「最近の研究で、安全なお産とその後の育児の成功には、妊婦さんの心が大きく関わっていることが分かってきました」と話す。
そのためリラックスしてお産の日を迎えられるよう同院では、「マタニティヨガ」などを定期的に開催。また妊婦と家族を対象とした特別な学習プログラムを用意し、近年注目を集める「オキシトシン」など体内物質がお産に与える影響とその仕組みや医療介入についてのレクチャー、「バースプラン」の作成などに取り組む。
院内は木目を基調とした暖かな雰囲気。19室は全て個室で「和室」「洋室」「和洋室」から選べるほか家族が宿泊することもできる。
日下医師は「4月24日には内覧会を開催します。この機会にぜひ施設をご覧ください」と呼びかけている。詳細は左記へ。
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