10月28日開催の第13回浜薬祭実行委員会委員長を務める 小林 いずみさん 横浜薬科大学3年 21歳
「姉御肌」気質で成功導く
○…テーマは「延々と」と訳されるon&on。「浜薬祭がずっと続くものに」という思いを込めた。今年は恒例の模擬店などに加え、高校生向けの薬剤師体験や教授が開発した体に良い成分が入ったチョコの試食も用意。「他の学祭とは一味違う“薬科大ならでは”の催しをぜひ楽しんで」。歯切れ良い話しぶりから、30人以上の委員をまとめるリーダーシップがうかがえる。
○…「ひとつのゴールに向けて1年掛かりでじっくりと準備し、最後は全員で燃え尽きる。そんな所が良い」と、入学当初から委員会へ。学業やバイトとの両立に苦心しながらも着実に作業をこなし、昨年は学祭の目玉である芸人ライブの司会という大役を担った。そんな頼もしさを周囲が放って置くはずがなく、ごく自然な流れで代表に抜擢。「君がいるなら勉強が忙しくても委員を続ける」という言葉に背中を押され、舵を取った。
○…「こんな小さな粒が人の命を救うなんて」。中学時代に一粒の薬を見てふと感じた疑問から、薬学を志すように。在住する港南区からもアクセスしやすい同大に進学、なかでも「気さくな人ばかりで何でも話せる」と、教授との会話は楽しみのひとつだ。そこに面白さを見出し、現在は「医師とコミュニケーションが取れる仕事を」と製薬会社の営業マンを目指して猛勉強の日々を送る。
○…三姉妹の長女だけあってしっかり者。悩んでいる後輩にはそっと寄り添い、真剣にアドバイスする。そんな「姉御肌」気質の反面、初めて来場する人でも分かりやすいように今年からパンフレットの地図を見やすく刷新するなど、細やかな心づかいを見せる一面も。「みんなに快く参加してもらうことが大切。残りの時間、悔いのないよう精一杯準備して絶対に成功させます」
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