横浜薬科大学、静岡県島田市、薬局などを全国展開するウエルシアホールディングス(株)の三者が、全国49の新聞社などで構成される選考委員会が主催する「日本ギフト大賞」の「文化交流促進賞」を受賞。4月23日に都内で表彰式が行われ、渡邉泰雄特任教授、染谷絹代市長、松本忠久代表取締役社長などが出席した。
「日本ギフト大賞」は全国の地域色豊かなギフト商品の活性化を通して文化と産業の発展促進を目的として創設。今回薬科大らは、「産官学」の連携による商品開発が評価され、新設された「促進賞」内の「健康部門」での受賞となった。
開発された商品は「グリーンティーチョコレート」など。緑茶の効能研究をしている渡邉教授に6年ほど前、染谷市長が市内で生産された茶葉を使用した食品を開発できないか相談。渡邉教授は茶葉の製造過程で生まれる茶の固まり(茶渋)に着目し、これを乾燥粉砕し、パウダー状にしたものをチョコレートに練り込むアイデアを思いついた。商品製造メーカーの協力を受けながら、2年前に商品化に成功。体にいいとされる茶カテキンが豊富に含まれていることから、薬局のみでの販売をしようと2年前から静岡県内外のウエルシア薬局の店舗で販売を開始。ヒット商品となった。今回のこの取り組みが評価された形だ。
渡邉教授は「成功例の少ない産官学の連携が評価されてよかった。これからも健康のための研究を続けたい」と話す。
グリーンティーチョコレートは、冬期に期間限定で販売。
|
<PR>
戸塚区・泉区版のローカルニュース最新6件
貧困・飢餓撲滅へ 日本の若者たちがチーム設立11月23日 |
|
|
|
|
|