今年10年を迎える、区内を中心に活動する団体・個人を紹介する「とつかお結び広場」が12月1日(日)、区総合庁舎3階で開催される。同イベントは今回初めて「SDGs(※)」をテーマとする発表を企画。持続可能な世界を実現するために地域団体ができることを考える機会をつくる。
開始10周年を迎えた「とつかお結び広場」が今回、新たにSDGsの取組事例を紹介する企画を始めたのは、国や自治体、企業や団体などによるSDGsへの関心が近年高まっていることを受けたもの。地域活動においても実践できることを知ってもらうことが狙いだ。きっかけは、今年3月に主催側のひとつであるとつか区民活動センターが行った「SDGs入門講座」。参加者からは「日頃の活動がすでにSDGsにつながっている」といった声が多く、開催に向けた会議を重ねる中で「イベント内で地域活動が持続可能な世界の実現につながることを発信し、今後何ができるかともに考える機会にできたら」と、取り組むことが決まった。
当日は出展者数120のうち約50団体が発表。一例としては、まち歩きや講演会を通して戸塚の歴史を伝える「戸塚見知楽会」は、活動を報告するパネルでSDGsの項目のひとつ「住み続けられるまちづくりを」にあたる内容をPR。また、口腔ケアの紹介や健康腹話術を行う渡邉勉さんは「すべての人に健康と福祉を」を掲げて発表を行う。
写真展やトークも
「とつかお結び広場」は、文化・芸術、国際交流、健康・保健・福祉など様々な分野で活動する団体・個人が、掲示物やパフォーマンスで活動内容を紹介するイベント。団体同士の交流を図り、地域活動未経験の区民に参加のきっかけを作ってもらうことを目的に2009年から続けている。
当日はほかにも出展者によるトークショーや区民から募った戸塚の風景・祭り・動植物などの写真も展示。塚田幹夫運営委員長とセンターの簗はるみさんは「たくさんの出会いと発見がある。多くの人に来てもらえたら」と口をそろえた。
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