ファミリーマート小浦平戸二丁目店、平戸地域ケアプラザ、戸塚区社会福祉協議会は平戸・平戸平和台地区を中心に12月4日から、ファミリーマートの専用車を使用した移動販売を始めた。
この取り組みは、同店から同ケアプラザに申し出があったことがきっかけ。田中喜美店長は「このエリアは高齢化が進んでおり、買い物に行きたくても歩けない人がいることを聞いていた。私たちは地域密着を掲げており、支援がしたいと思った」とその動機を語る。この話を受けた同プラザでは戸塚区社協に相談。3者は今夏から会合を重ね、移動販売車が回る場所や販売日時の設定など詳細を詰めていった。
店と同じ商品が並ぶ
検討の結果、高齢者が多く住む平戸高層団地、趣旨に賛同し移動販売車の駐車を快諾した岡田建設の駐車場(平戸3丁目55の13)、このほかに平戸1丁目の住民宅にも回ることに。販売日時は毎週水曜日の午前11時から午後1時30分までとなった。
11月からプレ販売が始まり、今月4日から本格スタートとなった。当日、平戸高層団地に移動販売車が停車し、インフォメーションの音楽が流れると住民が早速買い物に訪れた。車内には弁当や菓子などのほか、市場から直接仕入れた野菜など充実した商品が所せましと積まれていた。買い物客の一人は「食品を買えるのはとても助かる。嬉しい」と感想をもらした。
伊藤孝吉平戸高層団地自治会長は「団地内のショッピングセンターはほぼシャッターが閉まっており、住民にとってありがたい」と語った。福永健同ケアプラザ所長は「多くの人に利用してもらえるよう、周知を図りたい」とし、伊藤学同協議会事務局長は「高齢社会に対応した取り組みを今後も支援していく」と力を込めた。移動販売に関する問合せは同ケアプラザ【電話】︎045・825・3462。
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