神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
戸塚区・泉区版 公開:2020年6月4日 エリアトップへ

戸塚小学校 3年後、建替工事へ 児童数増、校舎老朽化受け

教育

公開:2020年6月4日

  • X
  • LINE
  • hatena
建替工事が予定される戸塚小学校の校舎
建替工事が予定される戸塚小学校の校舎

 戸塚小学校(大谷珠美校長)が児童数の増加、校舎老朽化により、建替対象校に選定された。今年度に基本構想が選定され、2023年度に工事着手を目指している。

 横浜市は「市立小・中学校施設の建替えに関する基本方針」に基づき、1981年度(昭和56年)以前に建設した学校を、2017年度から建替を順次実施。▽校舎の築年数と面積を掛け合わせて算出する「平均築年数」▽最も古い校舎の築年数や児童数増加など――を選定基準としている。そうした複合的な要素を考慮した上で、今年度は戸塚小を含む市内6校を基本構想を策定する対象校とした。

マンション進出が背景

 戸塚小学校は1873年(明治6年)に創立した区内最古の小学校。一方で都心へのアクセスなど交通の利便性の高い戸塚駅近くにあることもあり、住民が多く住んでいることから、児童数も951人と区内有数の規模だ(20年4月1日現在)。その傾向は加速しており、数年前から駅そばに大型マンションの建設ラッシュが進み、人口増が続いている。

 今回の建替対象校に選ばれた理由はそこにある。市教育委員会によると、築60年を含んだ校舎があることに加え、一般学級が現在27のところ、5年後には33に、児童数も200人程度増加する試算があることを受け、決定に至ったという。


 今後は地元の連合町内会などで構成される検討会で地域の声を反映する基本構想を策定。2023年度に工事着手、26年度の竣工を目指している。市は新校舎の概要、工事期間に仮校舎を建設するか否かなど、現時点ではすべて未定としている。「地元説明会を開くなどしながら説明していく。ご協力をお願いしたい」と市担当者。

 大谷校長は「児童数は増え続けており、建替えによる新校舎は大変うれしいこと。ただ、工事の開始が予定されている3年後、本校は開校150年を迎え、記念行事などお祝いをしたい。タイミングは重要となると思う」と話している。

ウスイホーム戸塚店

横浜市戸塚区戸塚町10 ラピス戸塚1ビル 地下1階 0120-934-106

https://www.usui-home.com/

<PR>

戸塚区・泉区版のトップニュース最新6

小中学生が1年で100人に

セカンド松陽

小中学生が1年で100人に

バスケスクールが活況

4月17日

「情報登録」で高齢者支援

横浜市

「情報登録」で高齢者支援

孤独死などに備える

4月17日

ケータリング協会が発足

泉区

ケータリング協会が発足

地元のにぎわい「円滑に」

4月10日

”最新”水位情報を発信

戸塚駅周辺下水道管

”最新”水位情報を発信

水害対策 市ウェブに

4月10日

広がる、新聞エコバッグ

戸塚区柏尾町グループホーム

広がる、新聞エコバッグ

子どもや企業と連携

4月3日

動画チャンネルを開設

中田地区

動画チャンネルを開設

活性化へ「誰もが発信者に」

4月3日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月17日0:00更新

    0

  • 4月3日0:00更新

    0

  • 3月27日0:00更新

    0

戸塚区・泉区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

戸塚区・泉区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2025年4月17日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook