神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
戸塚区・泉区版 公開:2020年6月11日 エリアトップへ

戸塚泉栄工業会 企業と地域の橋渡し 区後援の「未来づくり」始動

社会

公開:2020年6月11日

  • X
  • LINE
  • hatena
昨年行われた意見交換会の様子=提供
昨年行われた意見交換会の様子=提供

 戸塚泉栄工業会(黒田憲一会長)は6月、戸塚区役所後援の「未来へのおくりもの」プロジェクトを始動した。2年前から進められてきた事業の一環で、地域貢献をしたい企業と町内会などをつなぐことで地域の活性化・魅力創出を目指していく。

 これは同会内で2018年に若手経営者が中心となって発足した「未来づくりプロジェクト実行委員会」が主導になって行うもの。司法書士法人あいおい総合事務所(戸塚町)を営む清水敏博実行委員長は、「人口流出や地域企業の人手不足解消のためには魅力あふれた地域づくりが不可欠で、長期的な視点に立つことが重要」だと説明する。

 プロジェクトでは同会が企業と地域のニーズをつなぐプラットホームの役割を担い、最終的に課題解決から未来の活力づくりを生み出していくことが狙い。流れとしては▽地域団体などから解決依頼▽区・区社会福祉協議会が内容精査▽工業会が企業と地域を橋渡し▽協賛金や人材などを提供--の順で実施される。

 具体的には大正地区地域福祉マップ(大福まっぷ)という地域資源リストのデータベース更新作業や、町内会広報誌の作成、高齢者等がイベントに出かける際の送迎、健康講座や体操実施などを予定しているという。清水委員長は「こうした取り組みが明るい未来を作っていくと考え、まずは仕組みづくりから始めていければ」と語る。

「貢献したい」が9割超

 同委員会では18年10月に会員企業100社に「企業の地域貢献活動状況調査」を実施。すると95%が貢献活動に関心があるが、実際に行っているのは65%にとどまり、行っていない企業の92%が「今後は取り組んでみたい」と肯定的にとらえていることがわかった。一方で地域ニーズを探ると協賛金以外でも人材やノウハウなどの支援を求めていることも判明。そして昨年7月に区社協などと意見交換をしたうえで、20年度から開始することになったという。

 現在同委員会では戸塚区内の企業に登録用紙を配布しており、順次集まった企業の人材バンクページなどを開設していく。実際にマッチング・資源などの提供は21年度からを予定し、将来的には泉区・栄区へと規模を拡大していく方針だ。

 清水委員長は「あらゆる手段を通じてワクワクする未来、イキイキとしたまちづくりへとつなげていきたい」と話す。詳細は同委員会【電話】045・862・6012。

〈神奈川県後期高齢者広域医療連合からお知らせ〉

【75歳以上の方が対象】いざ、健康診査へ!今こそ自分の身体を見つめなおす時

https://www.union.kanagawa.lg.jp/1000011/1000645.html

<PR>

戸塚区・泉区版のトップニュース最新6

高齢者への配食続け100回

名瀬町つむぎの会

高齢者への配食続け100回

前身団体の活動を引継ぐ

10月24日

プレミアム付商品券再び

泉区商連

プレミアム付商品券再び

11月2日に立場で販売

10月24日

能登の料理人招き講演

矢部町・善了寺

能登の料理人招き講演

被災地の現状に「寄り添う」

10月17日

「地域カフェ」を交流の場に

泉区・萩丸地区

「地域カフェ」を交流の場に

サ高住が定期開催へ

10月17日

2団体コラボで歌謡喫茶

戸塚区

2団体コラボで歌謡喫茶

第4金曜 定期開催へ

10月10日

楽器不足解消に支援募る

松陽高校吹奏楽部

楽器不足解消に支援募る

来年3月までクラファン

10月10日

ウスイホーム戸塚店

横浜市戸塚区戸塚町10 ラピス戸塚1ビル Ⅰ 地下1階 0120-934-106

https://www.usui-home.com/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 9月19日0:00更新

  • 7月25日0:00更新

  • 7月18日0:00更新

戸塚区・泉区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

戸塚区・泉区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年10月30日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook