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株式会社 石半 「親切・丁寧・安心」のまごころ込めたお墓づくり 墓石やお墓工事で横浜市内最多の実績
国道1号線沿い、品濃町に県内最大規模の展示場を持つ老舗石材店「(株)石半」。市内に本社をもつ石材店の中でも工事件数がトップという同社は、来年で創業90年の節目を迎える。3代目の縄嶋周治氏は「故人をしのぶ大切な場がお墓です。お客様の20年30年先を見据えて、今後も創業以来の『目の前の仕事を丁寧に』を続けていきたいです」と語る。
(株)石半は創業者の縄嶋半治氏の手により1932年に誕生した。鎌倉で石工職人として修業を積み、生まれ育った現在の地で独立した形となる。以来「石屋の半ちゃん」として親しまれ、平戸町や品濃町、妻の生家がある川上町などを中心に石工事を請け負ってきた。
地域貢献に尽力
その後、58年に法人化を果たし、2代目である召治氏の手によって企業として大きく飛躍。周辺寺院や地域住民の支持を受けることで、県内でも屈指の石材店としての地位を築き上げる。
3代目の周治氏は「父は地域貢献にも積極的で戸塚火災予防協会の会長職や保護司活動にも熱心でした」と振り返る。
そうした中で重要視したのは、「アフター」と呼ばれる墓の修理や点検などを行う作業だ。一般的な石材店だと新規の墓石工事に注力することが多いが、同社では逆にこうした「建てた後のお墓の悩み」に徹底的に向き合ってきた。周治氏は「ただ実直に、目の前の仕事を丁寧に行ってきたんです」と説明する。
こうした地道な事業が実を結び、横浜港湾労働者慰霊碑供養塔などの工事を任されるように。区内では「お軽・勘平の碑」や区制五十周年碑などを手掛けたという。
高品質の墓石をより安価に提供
一方で創業以来の「まごころを込めた墓づくり」という姿勢は変わらない。それが評判を呼び、市内の工事実績数が最多になるなど、名実ともにナンバー1の座へと押し上げた。また、結果的にそれが石の仕入れ値を抑えることに繋がり、より良い墓石を安価に提供できているという。
悩みに寄り添う店へ
近年話題の樹木葬や永代供養墓、このコロナ禍の影響で廃業する石材店が出るなど、厳しい局面が続く墓石業界。しかし同社では商圏外の顧客からの依頼が続くなど、明るい話題もあるという。「新しい葬送が普及した半面、最近は『遺骨を納めるため』ということではなく、『心の拠り所としてのお墓をちゃんと持ちたい』という方が大勢いることを実感しました」と周治氏。
「区内にお墓をお探しの方には、地元の業者ならではの優良な情報をご提供できると思います。また、田舎からお墓を持ってきたいという墓の移転改葬のことや、墓じまい・雑草などで維持管理に悩んでいる人は実際に多くいます。今後もお墓を通して地元の皆様の役に立てるよう、お客様の困りごとを解消するお手伝いをさせていただければと思っています。お気軽にご相談下さい」
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