ミス日本コンテストで「みどりの女神」と「ミス着物」をダブル受賞した 小林 優希さん 港北区在住 21歳
日本の”美”を発信
○…「結果は気にせず楽しもう」と臨んだ3月末の最終審査。自身の名前が2度呼ばれると「まさか自分が。頭が真っ白になった」とダブル受賞に目を丸くする。受賞後には祝福のメッセージの嵐。「10年以上ぶりに連絡をくれた人も。親戚が増えるとはこういうことかと実感した」と微笑む。同級生からのあだ名も”女神さま”になったといい「周囲の人たちが喜んでくれて嬉しい」。
○…今後は大使として林業や和の伝統を伝える活動を行っていく。奈良県では原木市場の視察を行い、樹齢270年の大木や林業機械の迫力を目の当たりにした。さらに人生初の首相官邸訪問で、菅総理と対面。「どれも貴重な経験ばかりで楽しい」と話す一方、同時に責任の大きさも実感している。「自分も初めて知ったことがたくさんあった。同世代の若者にも隠れた日本の魅力を広めたい」と力を込める。
○…中学時代はブラジルで生活。現地の水道水は飲めず、お腹を下したことも。「日本の当たり前の凄さを認識できた」と振り返る。現在は慶應義塾大学経済学部の4年生。文化祭実行委員会では、コロナ禍でのオンライン開催に尽力した。「今年はみどりをテーマにしたイベントなどもできたらいいな」。趣味は、読書やお菓子作りに加え、ピアノやスポーツ観戦など多岐にわたる。最近は森林への興味も深まり、「友人と登山を計画中」と笑顔を見せる。
○…将来の夢は広告プランナー。コンテスト前からの変わらぬ目標だが、「今までは単純にモノを売るための仕組みと思っていたが、ミスコンの活動で、商品の背景にある日本の”美しい文化や技術”を知った」と話す。「広告を通して、そんな日本の美を伝え、豊かな社会づくりに貢献したい」と目を輝かせた。
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