戸塚駅西口そばにある陶器店「うつわのあやめ屋」で5月、新進気鋭のガラス作家饗庭三七子さん(27)の個展が関東で初開催された。初日には饗庭さんが在廊し、作品の魅力を語ってくれた。
名古屋芸術大学を卒業し、現在愛知県を拠点に活動する饗庭さん。代表作のざらっとした質感と白と黒の色合いが美しい作品「キルンワーク」は、電気炉を使い、繰り返し窯に入れて研磨することで作られる。原料の調合から始めるため一つの作品制作で2週間以上かかることも。
作品は「日常」をコンセプトにしているといい、饗庭さんは「生活の中で取りこぼしてしまいがちな些細な音やわくわく感などを、生活に密着する器を通じて見つけてもらえれば」と願いを込める。
今後は7月に瀬戸で自身が企画した展示会、その後京都でグループ展を予定。戸塚での開催も継続していきたいとし、「器に関心の高い人も多く、住みやすくいい街です」と好印象のようだ。
うつわのあやめ屋では饗庭さんの作品を今後も取り扱い、購入も可能だという。(問)同店【電話】045・392・3471
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