演奏中の様子
戸塚駅東口で７月、市民演奏家グループがクラリネット演奏会を開いた。横浜戸塚中央ライオンズクラブ（日下部洋史会長／ＬＣ）と県赤十字血液センターが行う献血活動に協力したもの。
演奏したのは、戸塚区や泉区で訪問演奏などを行う昨年末結成のクラリネットアンサンブル「クラ団子」。メンバーの小野昌代さんが演奏場所を探しているときに、知り合いだった同ＬＣの日下部会長から「献血活動のそばでの演奏は」という話を受けたのがきっかけ。今年５月に試験的に演奏を行い、手ごたえがあったことから、今回本格的に実施することになったという。
当日は「花は咲く」や「アンパンマンのマーチ」などの10曲を２セット披露。通行人や献血者などが気持ちよさそうに曲に聞き入る姿が見受けられた。血液センターの鈴木浩一さんは「新鮮味のあるコラボができた。50人の献血してくれた人にとってもいいＢＧＭになったのでは」と語る。小野さんは「活動場所を探しているので、こうした場をいただきありがたい。バスを待つ間に演奏を聴いてくれる人がいて嬉しかった」と話す。
次回は10月９日（土）。今回同様、献血場所そばで演奏する予定だ。
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