元プロボクサーで瀬谷区内在住の八重樫東(あきら)さんが現役アスリート支援の一環として取り組んでいる軽貨物運送業の拡大を目的に7月24日、インターネットで支援を募るクラウドファンディングを立ち上げた。目標金額400万円を目指して、協力を呼びかけている。
夢を諦めないように
昨年9月1日にプロボクサーを引退し、翌日に「(株)P&M LAB.」を立ち上げた八重樫さん。同社ではアスリート支援の一環として、軽貨物運送業を行っている。オフシーズンなどに、ルート配達などを同社と契約している選手に委託し、資金稼ぎをサポートする。
現役アスリートの課題の一つが資金集め。八重樫さんによると、練習や試合の合間をぬって働いても十分に稼ぎを得られず夢を諦めてしまうケースがあるという。「試合後は体をケアしなければならないのに休まず働く選手がいる。そんな環境を変え、競技に集中する時間を作ってもらえるようにしたい」と語る。
クラウドファンディングサイト「キャンプファイヤー」で支援を呼びかけている八重樫さん。9月2日までに目標金額400万円を目指しており、8月9日時点で233万円以上の支援が集まっている。八重樫さんは「予想以上に順調に来ているので驚いている」とし、「これまでに出会った多くの方々が応援してくれている。こんなに頼れる人が沢山いたことに気付けました」と手ごたえを話す。
募った支援金は、軽貨物運送業で使用する軽自動車の購入や維持費に充てるという。支援方法は、オリジナルタオルやTシャツ、サイン入りポスター、パーソナルトレーニング講座などを購入する。
八重樫さんは「スポーツを見て勇気や元気をもらった人もいると思う。夢を追いかけるアスリートたちのために、ご協力いただければ」と呼びかけている。詳細は「八重樫東 クラウドファンディング」で検索を。
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