戸塚区と戸塚図書館が昨年度策定した「第二次戸塚区読書活動推進目標」。その中で掲げていた「歴史的資料の保存・管理」が本格的に動き始めた。図書館では区に関する古い文献、社史などの寄贈を呼びかけており、集まった資料は館内での展示・閲覧を予定している。
江戸時代、宿場町として栄えた戸塚区。区と図書館はそうした歴史的経緯から、家庭内に貴重な資料が眠っている可能性を想定。家の建て替えなどで散逸する前に可能な限り保存・管理をしようと、読書活動推進目標の中に今回の取組みを盛り込んでいた。
区と図書館では、「柏尾の百年史」などを編さんしてきた柏尾地区連合町内会の齋藤純一会長に集め方を相談。18の地区連合町内会の代表者が一堂に会す「区連会」の場で寄贈を呼びかてはどうかと提案を受け、7月の定例会で案内を行った。
後世に伝え残す
図書館が寄贈を求めているのは、区に関する文献、古地図、社史、学校・町内会・商店街などの記念誌、戸塚宿を扱った東海道五十三次関連資料、区内を走る鉄道やバスなどの交通資料、観光案内、寺社縁起。このほか、区内出身者や在住者に関する伝記や評伝など、「紙」で作られたものだ。
寄贈された資料の取り扱いは図書館に一任される。希望者は電話連絡の上、窓口に持ち込みを。
担当者は「後世に地域の歴史を伝え残すため、住民に戸塚区に興味と愛着をもってもらうため、寄贈された資料を活用していきたい。区制90年、100年も見据えながら、資料を集めていく」と話している。
問戸塚図書館【電話】045・862・9411。
|
人生100年時代の消費者トラブル対策 参加無料先着400名 申し込み不要 当日直接会場(港南公会堂)へお越しください https://www.yokohama-consumer.or.jp/study/lecture/detail2207.html |
|
<PR>
戸塚区・泉区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>