アンプティサッカー(切断者サッカー)の日本代表経験もある横浜市戸塚区在勤の遠藤好彦選手(42)が10月30日、来年のW杯の代表候補選手を決める強化合宿へと参加する。それに合わせ10月18日、地元有志との練習場所であるスポーツフィールド戸塚(戸塚町)の波戸善行さんからスポーツドリンクの贈呈が行われた。
横浜市戸塚区戸塚町にある「まめの木薬局」を経営する薬剤師でありながら、下肢切断者として埼玉県にあるアンプティサッカークラブ「FCアウボラーダ」に所属する遠藤選手。2018年メキシコW杯の出場経験を持つMFで、来年開催のW杯参加もめざしている。このコロナ禍で練習機会が減ったことを受け、9月からは区内商店主からなる地元有志とともに毎週平日の夜、スポーツフィールド戸塚で練習を重ねている。
今回の贈呈はこうした動きを知ったスポーツフィールド戸塚の波戸さんが「ぜひ応援したい」と感銘を受けて行ったもので、遠藤選手に24本のスポーツドリンクが手渡された。波戸さんは「フィールドで練習する子どもたちも遠藤選手を見て『足がないのにすごい』など元気をもらっている。ぜひ戸塚から代表選手になってほしい」と檄を送り、遠藤選手は「ありがたい」と感激している様子だった。
今後は10月30日、31日に千葉県で行われる強化合宿に参加し、その結果によって来年1月の日本代表候補合宿に残れるかどうかが決まる。遠藤選手は「4年前に出場している分のアドバンテージはあると思うが、初心を忘れないようにしたい。合宿ではプレッシャーを感じすぎず、自分なりのプレーをすれば残れると思う。がんばりたい」と話していた。
スポーツフィールド戸塚での練習は次回10月27日(水)の午後7時から9時。試合形式でのプレー練習参加者も募集中で、希望者は遠藤選手【電話】045・443・6940へ。
|
<PR>
戸塚区・泉区版のローカルニュース最新6件
貧困・飢餓撲滅へ 日本の若者たちがチーム設立11月23日 |
|
|
|
|
|