南舞岡在住の山本敦さん(50)が10月24日に広島県で行われた第89回全日本自転車競技選手権大会 ロード・レースに出場。男子マスターズの50代部門で28人が出場する中、優勝を果たした。山本さんは「同年代には絶対に勝ちたいと思いトレーニングを続けてきた。結果を出せてうれしい」と喜びを語る。
ゴールの着順やタイムを競う自転車競技サイクルロードレース。国内最高峰の今大会は1周12・3Kmのコースをロードバイクで5周し、順位を競った。
プロも参加する「エリート」部門の次に位置する「マスターズ」部門では、年代別にレースが行われる。
今回が初出場となった山本さんは、数々の大会で勝利を収める先頭選手を相手にラスト1周半、一騎打ちの勝負に。抜かれないよう必死に逃げる相手に食らいつき、ゴールを目前にした残り200m地点の直線で一瞬の隙をつき、トップに躍り出て見事優勝を果たした。「ただ速さで勝つのではなく、駆け引きで勝てるよう、戦略を練って挑みました」と山本さん。記録は1時間38分40秒。2位との差はわずか1秒だった。
ガソリン値上りを機に
30代後半にガソリンの値上がりや健康への配慮からロードバイクを始めた山本さん。走るよりも気軽に遠くへ行ける自転車の魅力にのめり込み、気づけば市民大会を超え、全国レベルのアマチュア大会に出場して上位争いをするまでに。
普段は会社に勤める山本さんは「戸塚朝練」と称し、近隣のロードバイク好きとともに仕事の前に週2、3日、朝5時から区内を走り、土日は所属する藤沢市のチームで練習に励んでいる。「優勝を仲間や友人がとても喜んでくれた。来年のマスターズの大会開催の可否は知らされていないが、開催される場合は連覇を目指してたい」と笑顔を見せる。
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