深谷町の深園サッカークラブが12月26日から群馬県で開かれる関東大会「第3回チャレンジカップU12」に初出場する。11月の県大会でベスト8に進出し、つかんだ出場権だ。現在チームは晴れ舞台に向けて練習に励んでいる。
戸塚区の小学生を中心に構成される深園サッカークラブは、来年創立40周年を迎える伝統あるチーム。プロサッカー選手として活躍する中村俊輔選手が在籍したことでも有名だ。現在は幼稚園から小学6年生まで110人が所属、テストなしで入部できる。
マリノスに勝利し勢い
チーム創立後、初出場となる関東大会への道のりは平坦ではなかった。点取り屋・澤田龍汰選手など主力選手のケガが相次ぐなか、5月の市大会はブロック2位で通過。しかし、6月の決勝トーナメントはベスト12で、何とか県大会への出場を果たした形だ。
ポイントとなったのは、決勝トーナメント初戦の強豪チーム横浜F・マリノスとの一戦。廣瀬雄之監督はマリノスの特徴を研究し、自由なボール運びを止めるため、ディフェンスに重きを置いた。結果、1対1でゲームは終了、PK戦に持ち込み勝利をつかんだ。もう1つは県大会2回戦の強豪チーム伊勢原FCフォレストとの戦い。3対2で辛勝だったが、廣瀬監督は「チームの目標とする自分たちの頭で考える柔軟性に富んだ試合運びができた。成長を感じた。関東大会は、出場するからには全力を尽くしたい。選手たちの頑張りを期待している」と笑顔を見せる。
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