戸塚区野球協会の会長に就任した 八手幡(やてはた) 高治さん 東俣野町在住 68歳
「一球の楽しさ」伝える協会へ
○…年に2回区民大会を開催する戸塚区野球協会の会長に今年1月に就任。70年以上の歴史を持ち、大会には40〜45チームが参加する。「明るく・楽しく・元気よく」が自身の生涯テーマであり、協会のスローガンとしても掲げる。「協会に約40年携わってきた。意見が言いやすい開かれた雰囲気にする責任がある」と抱負を語る。
○…秋田県出身で9人兄弟の末っ子。幼いころから野球が好きで、高校で肩を壊すまで熱中した。その情熱は変わらず20歳で横浜市職員になると、職場の仲間とともに野球を再開。試合時に審判役を務めたところ、その腕を買われ協会審判員として活躍するように。「多くの出会いがあって、それ以来どっぷり。お酒を飲みながら野球以外のこともたくさん話した」と振り返る。協会運営にも尽力し、月1回の会議を開催することで積極的に現場の意見を聞き入れてきた。「時代に合わせて変化する必要があり、それが楽しさや元気にもつながるんです」
○…昨年名称が体育協会から「戸塚区スポーツ協会」へと変わった会の理事長も務める。区内26団体をサポートし、戸塚のスポーツ振興に寄与していきたいと真剣な表情。一方で孫6人の話になると「自慢していいかな」とにっこり。現在は妻と二人暮らしで、「最近は昼飲みにはまってます。ビール一本あればいい。妻も付き合ってくれるから」と家族愛の強さもうかがえる。
○…「一球の重みという言葉のように、一球の楽しさがある」と競技の面白さを語る。市野球連盟常任理事などを務めた経験や人脈を生かし、将来は地域の野球教室を作るのが目標だ。「一球のためにみんなが頑張る。それが面白い。野球人口減少を止めるためにも、魅力を伝えていければ」
|
<PR>
|
|
|
|
|
|