アンプティサッカー(切断者サッカー)のワールドカップ東アジア予選が3月12日から14日、バングラデシュで行われ、日本代表は3戦全勝し1位通過となった。10月のトルコ本大会に出場することが決まり、戸塚町の薬剤師で選手の遠藤好彦主将(43)は帰国後、「まずはほっと安心しているところ。一方で課題の残る結果で、10月までに調整を重ねて本大会に臨みたい」と話す。
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世界50カ国がエントリーし、予選を経て24カ国が出場するアンプティサッカーW杯。東アジア予選には日本、バングラデシュ、マレーシア、インドネシアが出場した。
日本代表団はコロナ下もあって十分な練習機会を確保できないまま現地入り。初戦前日のわずか45分の練習を経て”ぶっつけ本番”での挑戦となり、遠藤主将はDFとしてピッチに立った。
「もっと点が取れた」
初戦のマレーシア戦では、終始敵陣でボールを支配する状況下でも、なかなか点が取れない時間が続く。それでも前半5点、失点ゼロで折り返し、追加点を2回決めて7対0の結果に。2戦目のバングラデシュ戦でも同様の流れで8対0の快勝だったが、遠藤選手は「もっと点が取れた。格下の相手だったので2桁勝利できないと、この先戦えない」と苦い表情。
3戦目の対インドネシアでは、失点につながる危ないシーンも複数回あったという。結果は2対0と勝利したものの、「連携や技術面などで課題が多く、決定力不足は否めなかった」。
遠藤主将は「キャプテンの役割を担えていた部分もあるものの、赤点ギリギリ。今後チームを鼓舞しつつ、メンバーを精神的な面でも支えられるよう、自分の役割をより一層果たしていきたい」と振り返った。
![]() 試合中の遠藤主将(上)と勝利に沸く日本選手団(いずれも提供写真)
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![]() 試合前の遠藤主将(右端・提供写真)
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