県政報告 110 マイクロ飛沫対策への支援を 神奈川県議会議員 北井宏昭
丸2年が経過したコロナ禍は今後、本格的なウィズコロナへの対応が迫られると考えます。
コロナの感染予防対策の急所はマイクロ飛沫=正に空間対策ゆえに、換気の徹底が効果的。そのため空気清浄機や加湿器、サーキュレーターなどの設備機器も空間対策として有効とされています。そしてこの2年間、これらを事業者が購入する際は補助金が充てられていました。しかし、R4年度予算案にこの補助制度が無くなっていたため、年度末の予算委員会で質疑しました。
空間浄化のための設備機器等は製造メーカーが奮起して、この2年間で新製品が次々と開発され大きく進化しました。エビデンスを獲得したものも出てきました。空間浄化への取り組みが本格化するのはこれからです。
ポイントは空間浄化
そこで「ウィズコロナを本気で考えるならば、来年度以降も空間対策用の機器購入に対する補助等の支援を拡充すべき」と訴えましたが、県は「考えていない」との答弁。と言うことは「もうすでに万全で十分だと考えているのか?」と質問すると、はぐらかすように的をはずした答弁。
とかくコロナ対策では飲食店がやり玉にあげられがちですが、ウィズコロナ社会を構築する上で、空間対策が課題なのは飲食店だけではありません。介護・福祉施設も、いまだクラスターに不安を持たれています。学校も幼稚園も保育園も同様です。文化やエンターテインメントに関わる施設や業界にも、空間対策の充実は必要です。ウィズコロナにおける空間浄化の重要性を提言し、県による各方面への支援拡充を求めました。
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