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本紙コラム連載 株式会社石半(いしはん) 依頼者に聞く“お墓のおはなし” 「親切・丁寧・安心」の真心こめたお墓づくり
新年度となった4月、横浜市一般墓地の募集が本年度は行われないことが分かった。その一方で、以前連載した本紙コラム「お墓のおはなし」の反響の多さから、霊園や墓石に関する悩みを持つ人が多いこともうかがえる。そこでコラム寄稿者であった老舗石材店(株)石半に、実際に墓石工事の依頼をしたという戸塚町の石井光男さんを取材した。
石井光男さん(戸塚町)の話
春彼岸が過ぎた4月9日、新たに戸塚町の西立寺で墓石を作ったという石井光男さんに対する引き渡しが行われていた。工事を請け負ったのは品濃町にある創業90年の老舗石材店「石半」。同社の縄嶋周治代表は本紙コラムの寄稿者でもある。
工事の依頼主である石井さんは、地元戸塚町に生まれ、日立製作所で長く勤めた後、定年で退職。その際に西立寺の墓地を買い求めたという。「戸塚でお墓を頼むなら、評判を耳にしていたのでやっぱり石半にお願いしようと決めていた」と石井さん。今回引き渡しが行われた墓は、今年の2月に妻を亡くしたことから、4月10日の四十九日法要までに作りたいという思いで依頼したものだ。
墓石を建てていない状況であっても、これまでに年数回ほどは墓地を訪れていた石井さん。その理由は清掃が主で、雑草がよく生えてきて困っていたという。
こうした思いを汲み取り、石半では雑草が生えてくる隙間を極力なくすような工事を提案。その仕上がりについて石井さんは「雑草対策を考えてくれてありがたい。これからも安心できます」と話す。
墓誌を急遽依頼
墓石とは別に、故人の戒名や名前を刻み込むための「墓誌」というものが存在する。石井さんはもともとこれらのことは墓石に直接彫ればいいとして、墓誌は設置しない考えだった。しかしある程度工事が進んできた中で依頼することを決意。急遽、墓誌を作製することになったという。
じつは石井さんは自身の手術をする必要があったが、妻の葬儀などがあったため延期していた。葬儀後にあらためて手術をすることになり、しばらく入院していたという。「その入院期間中、連絡がつかないなど迷惑をかけていたんではないか」としながらも、「妻のことを考えたらちゃんとしたものを」と思い直し、「あらためて他のお墓を見ていると、やっぱり墓誌を別に作ってやりたいと思って」。
一方でこの段階での変更は、作業工程を組んで進めてしまっている業者にとっては負担があり、厳しい話でもある。しかし「石半さんは嫌な顔せず素早く対応してくれ、しかも四十九日にも間に合わせてくれた」と石井さん。「お店の皆さんも皆さん親切で、何事にも丁寧だった。本当に良い石屋さんにお願いしてよかった。満足です」。そう言って新しい墓石を愛おしそうに眺めていた。
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