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公開日:2022.07.14

区内小学生フラッグフットチーム
全国で初の準優勝
創立以来の最高戦績

  • 低学年の部のメンバー=同チーム提供

 区内を拠点に活動する小学生フラッグフットボールチーム※「明学リトルセインツ」が、7月3日に町田市内の会場で開催された全国大会低学年の部で準優勝した。創立以来の最高成績に、キャプテンの内田舜梧(しゅんご)くん(小3)は「練習とチームワークで、思ってた以上に勝てた」と笑顔で喜びを語った。



 同チームは、明治学院大学のアメフト部「セインツ」のOB会が2009年に発足。現在約50人の小学生が所属しており、低学年の部と高学年の部に分かれ、OBと保護者が監督やコーチを務めながら、主に区内各地の小学校で練習に励む。



「ポテンシャル十分」



 春と秋に行われる全国大会。36チームが参加した地区予選を勝ち上がった上位2チームが東西それぞれから全国へ進出。4チームで優勝を争った。



 1戦目は大東トマホークス(大阪府)相手に39対6で圧勝。優勝を争った世田谷ブルーサンダースSE(東京都)戦では、4本のタッチダウンを決めたものの、相手の攻撃に圧倒されディフェンスでは厳しい展開に。7本のタッチダウンを取られ点差が開いていった。結果、45対24で惜しくも敗退。「精神的にも焦りが出て、本来の力が発揮できなかった。今後のチームの課題だ」と監督の1人は語った。



 敗戦を喫したものの、全国準優勝という結果は歴代最高成績となった。「選手のポテンシャルは十分。今後はチーム力を高めていく」と目標も明確になった。メンバーの星野太我(たいが)くん(小3)は「結果を残せてうれしかった。次は優勝したい」と情熱を燃やす。



※フラッグフットボールはアメリカンフットボールで重要なタックルの代わりに両腰に付けたフラッグを取ることで相手の攻撃を止める競技。アメフトの戦略性そのままに安全性が高く、子どもでも楽しめる。2028年のロス五輪の追加種目候補として知られる。

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