戸塚区老人クラブ連合会長として9月のカラオケ大会に向け準備を進める 林 弘一さん 汲沢在住 76歳
好き嫌いこそ人づきあい
○…スポーツ・講座など各種行事を月一回の頻度で実施する区内88クラブ、約5000人が集まる戸塚区老人クラブ連合会(区老連)。高齢者の仲間づくりや生きがいづくりに努める会の旗振り役を担う。9月27日にはコロナ禍以来3年ぶりとなる区老連主催・戸塚公会堂でのカラオケ大会を控え「従来のやり方を踏襲せず一から企画した。参加者が楽しめるものにしたい」と意気込む。
○…戸塚高校卒業後、夜間大学に通いながら県の職員に。定年までの42年間で思い出すのは青少年関連の業務。「他県の青年団との交流を通じて彼らの成長を感じられるのが面白かった」と振り返る。幼いころから自然と地域活動を行うなか、50代で地元の老人クラブと出会い、57歳で単会の会長に就任。昨年から区老連の会長を任されたが、「みんな仲が良く、話すのが楽しくて。やめたいと思ったことは一度もないね」と笑う。
○…弘明寺で生まれ、2歳で汲沢へ。戸塚競馬場などがあった幼少期を懐かしむ。70年以上を同地で過ごし、現在は末娘の家族と二世帯住宅。孫との生活を楽しむ。趣味は高校時代から続ける書道。母校の卒業生を中心に活動する書道クラブ「青龍会」会長も務め、年に2回の展覧会では自慢の作品を披露する書家としての一面も。
○…「人の好き嫌いも人との関わりがあってこそ」と、”嫌いになる”ことも大事な考えだと強調する。会長としては年々会員が減少していることを課題に感じつつ、再開を待つ各種行事を通じて、「何事も楽しいが一番。クラブの会員が楽しく活動できることに会の存在意義がある」と力を込める。「仲間・健康・生きがい・地域の4づくり」をモットーに、今後も精力的に活動していく。
〈神奈川県後期高齢者医療広域連合からお知らせ〉【75歳以上の方が対象】いざ、健康診査へ!今こそ自分の身体を見つめなおす時 |
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