東京辰巳国際水泳場で8月22日から26日に開催された第45回全国JOCジュニアオリンピックカップ夏季水泳競技大会。セントラルスポーツクラブ東戸塚所属の山田将大さん=吉田町在住/舞岡中学校1年=が、11歳〜12歳の男子部門3種目で優勝。うち2種目で大会新記録を飾った。
同大会は男女共10歳以下、11〜12歳、13〜14歳、15〜16歳の年齢区分と18歳以下チャンピオンシップに分けて開催。主催する(公財)日本水泳連盟が定めた大会標準記録を突破したトップスイマーが集う。
山田さんは、大会1日目と2日目に行われた100m自由形、50mバタフライ、50m自由形のすべての予選をトップで通過。他選手のタイムから中村太一コーチと戦術を立て、余力を残しながら決勝へ駒を進めた。結果、3種目で優勝。50m自由形で24・59、50mバタフライで26・11の大会新記録を樹立した。山田さんは「全力で泳ぎ切れてとてもスッキリした。3冠を目標に頑張ってきたので、達成できて嬉しかった」と笑顔を見せた。今年の4月から山田さんを指導する中村コーチは「瞬発力が彼の持ち味。基本のフォームを修正しながら基礎力を高め、3冠を目標に共に歩んだ成果が出た。今大会を通過点に今後も力を伸ばしてほしい」とたたえた。
夢は「全中」優勝
3歳から水泳を始めた山田さん。「努力した分、結果がタイムに出る」と魅力を語る。母親から「団体競技もやってみたら」と勧められ小学1年からラグビーも始めた。「やるときはやる、休むところは休む」とメリハリをつけ、現在は週5日の水泳の練習と週2日のラグビーの練習を両立する。今後について山田さんは「目標は、来年の全国中学校水泳競技大会で優勝すること。水泳もラグビーも中途半端にこなさず、気を引き締めて全力で取り組んでいきたい」と力強く抱負を語った。
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