㈱横浜建材工業
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戸塚小学校の個別支援学級「7組」が、初参加したカゴメ(株)の食育プログラムで、全国約1000校・園の中からとくに優秀な取り組みをした3校・園の1つとして表彰された。トマト栽培が、児童の社会参画や地域交流にまで広がったことが評価された。児童は「頑張って育てたからうれしい」と笑顔だ。
同校が参加したのは、カゴメ(株)が主催する「りりこわくわくプログラム」。これは、同社が独自に開発したトマトの品種「凛々子」などの苗を全国の小学校、幼稚園・保育園に無償提供することで、栽培を通じた実践的な食育や野菜好きになるきっかけづくりのために毎年行われているもの。
22年度、プログラムに参加した約1000校・園から一年間の取り組みがレポートとして提出され、同校はとくに優れた実践をした3校・園のうちの1つとして「りりこ賞」を受賞した。
「みんなで育てたから」
同クラスでは毎年、生活単元学習の時間を使って数種類の野菜を栽培していた。今年度は、栽培の知識を生かしてより発展的な学習をするため同プログラムに参加。栽培したトマトでピザを作ることを目標に取り組みを進め、約1500個を収穫した。
当初の目的であるピザづくりに加え、地域の子ども食堂や子育て支援カフェなどにもトマトを提供。児童は、提供先でトマトの新メニューを試食し意見交換するなど活発な地域交流を行った。
さらに、一部の児童は自主的に子ども食堂の手伝いを希望。実際に、ドリンクの提供などを行うことで社会参画を体験する機会となった。
6年生の小林琉以さんは「みんなで育てたから、いろんな人に食べてもらえてうれしかった」と笑顔で話した。個別支援学級の担任を持つ柿沼孝仁教諭は「子どもたちがこれから育っていく地域や社会に触れるとても良い機会になった」と学習成果を語った。
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