慎重にいちごを収穫する園児
矢部町にある認定こども園しらかば幼稚園（成宮保彦園長）が５月30日、いちご狩り体験を実施した。
参加した年長園児約60人は、東俣野町にある、よしはらいちご園を訪問した。同園はハウス栽培で棚の位置が高く、立ったまま収穫ができるようになっている。園児の目の前には、紅ほっぺやかなこまちなど８種類のいちごが実っていた。
園児は慎重に収穫したり、赤いものを選んだりしながら、「甘酸っぱくておいしい」「色んな大きさのをいっぱい食べた」などと会話を弾ませながら、季節の味を楽しんだ。
同園では、園が持つ農園を使い年間を通して大根やじゃがいも、さつまいもの植え付けから収穫までを行うなど、さまざまな農業体験を実施している。今回、いちご狩りは初めての試み。成宮園長は「いちご狩りは家族で行くと大変。園で子どもたちだけでも楽しんでもらえたら」と話した。
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