神奈川県は9月19日、土地取引価格の目安となる基準地価格を発表した。それによると、戸塚区の平均変動率は市平均よりはやや下回ったものの、住宅地が2・3%、商業地は5・2%上昇。コロナ禍から回復基調を見せている。
戸塚区内の調査対象は住宅地16地点、商業地4地点、工業地2地点。
住宅地の1平方メートルあたりの平均価格は20万700円で、平均変動率は2・3%(前年1・2%)。区内で最も上昇したのは、商業施設のサクラス戸塚近く「戸塚町字二十一ノ区4948番6」で6・6%、「矢部町字後ヤキワ135番10」が6・4%で続いた。両地点とも戸塚駅から徒歩10分程度の距離。
商業地の平均価格は62万7500円で、変動率は5・2%(前年3・3%)。商業地では戸塚駅そばの「矢部町字矢部町21番8外」が8・6%と大きかった。
数字から見ると上昇に推移しているように見えるが、 戸塚区で土地売買をしている業者の一人は「現場の肌感覚としては、実際の地価はそれほど上がっていない印象がある。買い手と売り手の思惑が合致しないこともある」と話す。
都道府県が調査する基準地価は、毎年9月に公表されている。今回は県内927地点が対象になった。横浜市内の住宅地は全区で上昇を示しており、神奈川、港北、泉は3%以上になった。また、相鉄・東急直通線の周辺地域の土地価格が上昇している。
戸塚区・泉区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
人生100年時代の消費者トラブル対策 参加無料先着400名 申し込み不要 当日直接会場(港南公会堂)へお越しください https://www.yokohama-consumer.or.jp/study/lecture/detail2207.html |
|
<PR>