神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
戸塚区・泉区版 公開:2024年5月2日 エリアトップへ

特別支援教育支援員 謝金、倍額に引き上げ ニーズ発掘し、人員確保へ

社会

公開:2024年5月2日

  • X
  • LINE
  • hatena
謝金、倍額に引き上げ

1時間1000円に

 横浜市立小・中・義務教育学校に配置され、特別な支援を必要とする児童や生徒を支援する「特別支援教育支援員」の謝金について、市は今年度、これまでの500円から1000円(1時間)に引き上げた。対象児童生徒が増加傾向にある中、市教育委員会の担当者は「潜在ニーズの掘り起こしにつながれば」と人員確保への思惑を口にする。

◇   ◇

 特別支援教育支援員は、横浜市障害児学校生活支援事業の有償ボランティアとして、2006年度から活動をスタートした。活動1時間当たりに支援員に支払われる謝金は500円だったが、4月から1000円に引き上げられた。

児童生徒も時間も増

 市教委の担当者によると、当初県内の最低賃金は700円台だったが19年には1000円を超え、「特別な支援や配慮が必要な児童生徒に対応する業務への謝金が500円では厳しい」といった意見が複数寄せられていたという。

 加えて、対象児童生徒が18年度から22年度で3倍以上に増え、支援員1人当たりの平均活動時間も約1・7倍に増えている現状もある。担当者は「近年は物価高や、有償ボランティアとは言え一般のパート勤務の方が賃金が高い現状があった」と謝金引き上げの背景を説明する。

「地域の学校支えたい」

 22年度の同支援員は2446人。年齢別に見ると、教員を目指す学生を中心とした10代・20代が830人と全体の33・9%。50代が511人、60代が475人、70代以上が276人と、50代以上が51・6%となっている。学生以外の支援員は「子どもが通っていた(通っている)」「母校だから」といった理由で地域の学校を支えたいという気持ちで活動するケースも少なくない。

 鴨居小学校(緑区)で同支援員として6年目の村野玲子さんは「子どもが通っていた小学校で先生たちの手が足りない点をサポートできれば」と思いを話す。

 市は、支援活動を効果的に行える人材養成を目的に研修講座を実施。人員確保に加え、質の向上も図る考えだ。

戸塚区・泉区版のローカルニュース最新6

子どもたちの関心の高さに思わず「ギョギョッ」さかなクンと一緒に、海の未来を考えた

横浜市民を女子バスケWリーグファイナルステージに無料招待

横浜市民を女子バスケWリーグファイナルステージに無料招待

1月17日から受け付け、先着合計800組1,600人

12月28日

横浜市「エシカル消費プレゼントキャンペーン」実施中

横浜市「エシカル消費プレゼントキャンペーン」実施中

ビールや菓子セットなど83人に

12月27日

「サンタがやって来た!」

戸塚区矢部町しらかば幼稚園

「サンタがやって来た!」

クリスマス会でサプライズ

12月26日

果樹を育てる楽しみを

泉区

果樹を育てる楽しみを

踊場ケアプラで講座

12月26日

2024年横浜10大ニュース1位はベイスターズ日本一

2024年横浜10大ニュース1位はベイスターズ日本一

過去最多の市民投票で決定

12月26日

ランドマーク税理士法人

相続税申告9,000件超、相続対策、法人・個人の税務顧問で信頼の実績

https://www.landmark-tax.com/

人生100年時代の消費者トラブル対策 参加無料

先着400名 申し込み不要 当日直接会場(港南公会堂)へお越しください 

https://www.yokohama-consumer.or.jp/study/lecture/detail2207.html

グループホーム横浜名瀬・彩り

横浜市戸塚区名瀬町793−2 045-810-6868

https://www.gh-nase.com/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 12月19日0:00更新

  • 12月12日0:00更新

  • 11月28日0:00更新

戸塚区・泉区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

戸塚区・泉区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年12月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook