横浜市会報告 サンディエゴと姉妹都市70周年 横浜市会議員 鈴木太郎
友好委員会の事務局長として
横浜市の姉妹都市の1つ、米国カリフォルニア州サンディエゴ市との関係は1955年にさかのぼります。当時、現地在住の村岡三郎氏(横浜市出身)の提案で、横浜市から雪見灯ろうを寄贈し、57年に姉妹都市の提携に至りました。横浜には横浜サンディエゴ友好委員会があり、サンディエゴにはサンディエゴ・横浜姉妹都市協会という市民団体があります。
私が事務局長を務める横浜サンディエゴ友好委員会は、両市の姉妹都市締結70周年を記念してこのほど訪米しました。コロナ禍の影響で65周年をお祝いすることができず、また54年時点で姉妹都市締結にむけた動きがあったことに鑑み、今年から2027年までの一連の取り組みを70周年記念事業と位置付けることとしました。
現地での記念祝賀会には130人を超える方々が参加して盛大に開催され、今後の両市の絆がさらに強固になっていくものと確信しました。
また横浜市資源リサイクル事業協同組合が2000年から主催している環境絵日記展には、サンディエゴの子供たちも出展しています。祝賀会に合わせ、同組合の栗原清剛理事長のメッセージ動画を上映し、入賞した3人の生徒を表彰しました。世界が脱炭素化に向かう中で、両市の子供たちが環境絵日記を通じて未来を見据える素晴らしい機会だと思います。
両市の高校間で姉妹校締結も
今回の訪問を機に、市立東高校とサンディエゴ市のパウエイ高校の姉妹校締結の署名も行われました。私は東高校の校長や横浜市教育長が署名した文書を預かりパウエイ高校を訪れました。パウエイ高校の校長やパウエイ統合学区の教育長、サンディエゴ横浜姉妹都市協会の会長が署名した時には、ホッとしました。
今回の訪米は、姉妹都市で我々を迎え入れてくれる方々の温かい歓迎の気持ちに支えられていました。顔と顔の見える真の友好関係がそこにはあり、友情を育むまたとない機会になりました。世界情勢が混沌とする時代だけに、都市と都市、市民と市民の友情を深めることは大切です。市民レベルの両市の交流にチャンスを創って行きます。
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