第107話 〜史跡で訪ねる戸塚区の歩み〜 とつか歴史探訪
昭和14(1939)年"戸塚区"が誕生しますが、今の戸塚区・瀬谷区・栄区・泉区の4区を含んだいわゆる"戸塚鄕"でした。史跡に残る戸塚区を訪ねてみましょう...。
"「鄕社」を示す門柱" 冨塚八幡宮の境内に建立されています。同社由来には「明治6(1873)年、その由緒を以て、戸塚・泉・栄・瀬谷区内唯一の郷社(近郷を鎮守する神社)となった」とあります。この制度は、明治4(1871)年、太政官布告により、神社に社格を定める「近代社格制度」として設けられました。戦後の昭和21(1946)年に廃止されますが、今も神社は現戸塚区の鎮守となっています。
"横浜市合併記念碑" 戸塚区汲沢町建立として、汲沢町の五霊神社鳥居の脇にあります。元鎌倉郡大正村汲沢・昭和14(1939)年4月1日と刻まれています。
"戸塚の碑" 元は旧区役所にありましたが、現在の新庁舎が出来た際に、戸塚駅西口のJR東海道線沿いに新庁舎と向かい合う位置に移動されました。戸塚区制50周年(平成元年・1989)を記念し横浜市政100周年が併記され、当時市長の細郷道一書の名前が刻まれています。
"柏尾川堤の碑" 朝日橋の袂に建立されています。柏尾川の氾濫の歴史が刻まれていますが、県が昭和50(1975)年に、激甚災害対策特別緊急事業の認可を受け、5年間の歳月と莫大な資金を投入して延長5キロの改修をした...昭和55年(1980)4月8日とあります。これ以降、柏尾川の氾濫はなくなりました。
"思い出の戸塚大踏切" 大踏切デッキの下になりますが、平成27(2015)年に開かずの踏切が解消された歴史を伝える公園として多くの展示がされています。
戸塚区の歴史の流れを知るべく、今に残る区内の史跡を巡ってみるのも楽しいのではないでしょうか。
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