元ワーキングママがゆく 63 市政レポート 女性のトータルヘルスケア 横浜市会議員 伏見ゆきえ
男性と異なり女性は年齢に応じた女性ホルモンのステージが訪れます。
女性ホルモンが分泌し上昇を始める思春期、分泌が安定する性成熟期、劇的な変化をきたす妊娠期や産褥期、急激に低下する更年期、そして低い値で安定する老年期。女性ホルモンの影響で起きるのが月経(生理)で、それぞれのステージとの付き合い方や過ごし方で女性の健康寿命は大きく左右されます。
横浜市は特定の年齢の人に子宮がん検診の無料券を配布しています。しかし女性の疾患は子宮がんだけではありません。子宮筋腫や子宮内膜症、子宮腺筋症など子宮摘出が必要となる疾患は子宮がんよりも多く、また子宮疾患と関わりの深い月経トラブルは多岐にわたります。
月経トラブルはプライベートなこととして捉え、多くの女性が他人に気が付かれないよう配慮をしたり、我慢をしたりする傾向にあります。
「子どもが欲しい」と思った時に子宮や卵巣に疾患が見つかる、といった事例が妊娠可能年齢の30、40代に多く、先の配慮や我慢が疾患を気が付かないうちに進行させていることもあります。
横浜市では小学校6年から高校1年生相当の女子に子宮頸がんワクチン接種を勧奨しています。ワクチン接種のタイミングを「女性のトータルヘルスケア」の入口に繋がる機会と捉え、月経に悩み始めた思春期から気軽に婦人科で診察を受け、早期に月経トラブルが解消できるよう働きかけていきたいと思います。
〈神奈川県後期高齢者広域医療連合からお知らせ〉【75歳以上の方が対象】いざ、健康診査へ!今こそ自分の身体を見つめなおす時 |
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10月24日