神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
戸塚区・泉区版 公開:2024年7月11日 エリアトップへ

松陽高校で中学生対象のバスケットボールスクールをこの春設立した 阿部 哲也さん 戸塚区汲沢在住 72歳

公開:2024年7月11日

  • X
  • LINE
  • hatena
阿部 哲也さん

努力にまさる「夢中」を

 ○…県立松陽高校の体育館でこの春から、中学生らを対象にしたバスケットボールスクール「セカンド松陽」がスタートした。部活動の縮小が進む中、「中学校の先生の負担を減らすとともに、バスケが好きな中学生にとっても良い交流の場になれば」との思いが原動力だ。同高バスケ部OB・OGとともに月2回活動しており、早くも体育館には活気と笑顔があふれている。

 ○…同高ではかつてバスケ部顧問として全国大会に7度導いた実績も。「ひとえにミニバスや中学の指導者のおかげ。今回の活動は恩返しの意味もある」と語る。昨年、非常勤講師として同高に戻り、再び部にかかわるように。現在の顧問を信頼しているからこそ「中学生や中学校の先生に松陽の魅力を知ってもらえたら」との思いもある。

 ○…品川区出身。都立大森高校で本格的にバスケに熱中し、日体大に進んだのち、恩師の影響で自身も教員の道に。「先生からの一方向でなく、生徒への問いかけが大事。やっぱりそれが指導につながる」。生徒の変化を見守り、寄り添う――。一方で「自分の可能性にふたをしてはいけない」と、力強く生徒の背中を押してもきた。そんな姿勢を今なお慕う、かつての教え子たちが活動を支える。「彼らの協力なしでは成り立たない」と感謝を口にする。

 ○…「日々努力。そして努力にまさるのが『夢中』になること」。バスケを通じ、スポーツの楽しさを伝えたいと願う。スクールの合言葉も「さあ、今日も明るく元気にがんばろう」。活動を重ねるうちに、参加する中学生たちも学校の垣根を越えて打ち解け始めている。「進路にかかわらず、教え子はどの生徒も大事にしたい」。出会いを大切にしながら、力強く動き始めた。

平成横浜病院

横浜市の健診・検査

https://yokohamahp.jp/

<PR>

戸塚区・泉区版の人物風土記最新6

蔵屋 美香さん

2月に全館リニューアルオープンする横浜美術館の館長を務める

蔵屋 美香さん

西区在勤

1月9日

山本 理顕さん

建築界のノーベル賞といわれるプリツカー賞を昨年、受賞した建築家

山本 理顕さん

神奈川区在住 79歳

1月1日

小林 一貴さん

化粧品技術者・研究者の世界的学会で約600件中「Top10」に選出された

小林 一貴さん

柏尾町在勤 29歳

1月1日

市原 淳さん

絵本作家で地区センターのプレイルームのリニューアルをプロデュースした

市原 淳さん

中区在住 54歳

12月19日

鈴木 妙佳子さん

人工呼吸器や吸入器などが必要な医療的ケア児の生活向上と活動発信に努める

鈴木 妙佳子さん

和泉が丘在住 48歳

12月12日

下向 有佳さん

横浜中田ジュニアマーチングバンドのコーチとして子どもたちを指導する

下向 有佳さん

中田南在住 41歳

12月5日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 1月1日0:00更新

  • 12月19日0:00更新

  • 12月12日0:00更新

戸塚区・泉区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

戸塚区・泉区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2025年1月15日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook