泉区の深谷通信隊跡地グラウンドを拠点にする中学硬式野球チーム「横浜泉中央ボーイズ」が6月29日、ジャイアンツカップ神奈川予選の代表決定戦で横浜旭ヤングBCに4対0で勝利し、24年ぶりの本大会出場を決めた。
ジャイアンツカップは中学硬式野球の最高峰とされる8月の全国大会。ボーイズやリトルシニア、ヤングなど垣根を超えて試合が行われる。
泉中央と旭ヤングはともに、深谷通信隊跡地グラウンドに拠点があり、日頃から練習試合をすることも。「それがかえって緊張につながった部分も」と泉中央の羽太健一会長。だが泉中央は序盤の2回裏に連打で4点をリード。投手陣の踏ん張りと堅守で相手の得点を許さず、4対0で全国の切符を手にした。
中本牧リトルシニア河内さん(戸塚中)も
同大会の神奈川代表は2枠。もう1試合の代表決定戦では中本牧リトルシニアが横浜南ボーイズに8対1で勝利した。
中本牧で活躍する戸塚中3年の河内景虎さんは「中学野球最後の夏なので、この最高の仲間たちと楽しみながら全力でプレーしたい」と意気込みを語った。
悲しみを乗り越え
泉中央は翌30日にも、ボーイズリーグの全国大会出場をかけた神奈川県予選に出場。準決勝で横浜アサヒ中央ボーイズに6対2で勝利し、ここでも出場権を手にした。同日行われた決勝では湘南ボーイズに敗れたが、夏の2大目標を叶えた。
そんな連日の激戦を終えた7月1日未明、20年以上にわたり監督を務めてきた宇野和之さんが心不全で急死。69歳だった。「今年は例年以上の良いチームだから、絶対に全国に行かせようと重圧もあったはず。ひと山越えて、ほっとしたのかな」と羽太会長。葬儀は家族葬で、後日お別れ会を開く予定といい「2つの大会に導いてくれた監督に良い報告ができるよう、悲しみも力にしてチーム一丸で夏を戦い抜けたら」と力を込めた。
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