意見広告・議会報告
夢や希望に向かえる環境づくり 横浜市会議員 ふもと理恵
誰もが前を向けるよう
生まれ育った環境によって、将来の夢や希望をあきらめてしまわなければならない子どもや若者の存在が社会課題となっています。その背景は、経済的困窮、親の離婚や死別、子どもや親の障害、家庭の養育力不足、虐待など複雑に絡み合っています。
中でも、「社会的養護」を必要とする子どもへの支援に注目しています。社会的養護には里親などの家庭的養護と、施設での養護があります。
施設退所後の支援
施設で暮らしていた子どもの自立には今以上の支援が必要で、施設等退所後の支援は大きな課題です。たとえば運転免許やヘルパーなど就職に必要な資格取得のための費用や、専門学校・大学等に進学する際の初年度納入金や家賃の支給など経済的な支援が必要です。加えて、これまでの関係性がある施設職員等とのつながりを保ちながら継続的に支援していくことや、ステップハウスなどで自立の練習を行うなど具体的な支援の重要性が指摘されています。
就労に関しては施設等だけに任せるのではなく、職場訪問、体験などのキャリア教育を専門に行うNPO法人との連携が有効です。
横浜市では「第2期子どもの貧困対策に関する計画」を推進しています。実効性の高い施策を展開し、支援が確実に届く仕組みをつくるためには、NPO法人等と連携して支援現場の声を生かしていくことが重要です。今後も、誰もが夢や希望を持てる社会に向けて取り組んでいきます。
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