神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
戸塚区・泉区版 公開:2024年9月3日 エリアトップへ

視線入力装置を使ってアート制作のイベント 東俣野特別支援学校で初開催

文化

公開:2024年9月3日

  • X
  • LINE
  • hatena
視線入力装置で絵を描く参加者
視線入力装置で絵を描く参加者

 東俣野特別支援学校で先ごろ、視線入力装置を使ってアート作品をつくるイベントが初めて行われた。視線入力装置とは手足や口を使わず、視線のみでパソコンなどを操作できる装置。

 戸塚区内でバリアフリー造形教室を開く白瀬綾乃さんと、同校の在校生・保護者などからなる「こどもハッシン!呼吸器生活向上PROJECT」(鈴木妙佳子代表)が共催。

 参加したのは同校生徒や近隣住民など約20人。視線入力で描いた自身の作品を別の参加者と交換し、その上にモールや毛糸などで装飾を施し思い思いの表現を楽しんだ。

 初めて視線入力装置を使用した女性は「コントロールするのがすごく難しかった。スムーズに操作できたら便利になると思う」と話した。

あくまでも「ツール」

 「こどもハッシン!」の鈴木代表と白瀬さんは今年4月ごろに出会い、同イベントの企画に向けて準備を開始。同校が開催場所を提供したことで、「ケアの環境やトイレの問題なども解決できた」と白瀬さん。

 鈴木さんは「視線入力装置はあくまでもツール。作品制作を通して、今まで知らなかったこと・人を知ってもらうきっかけになれば」と今後について話した。

 白瀬さんは「障害の有無に関わらず、共通の体験で対等な関係が築ける。それこそが本当の意味の『理解』につながるのでは」とイベント開催の意義を語った。

 

 

<PR>

戸塚区・泉区版のローカルニュース最新6

独自視点、子育て支援HP

独自視点、子育て支援HP

戸塚区在住 写真家・坂本さん運営

9月19日

大学生らが無料塾を運営

泉区・中田

大学生らが無料塾を運営

「集中して学習できる場を」

9月19日

発達障害悩む姿伝えたい

岡津町・飛田さん

発達障害悩む姿伝えたい

ケアプラザで講演

9月19日

フリマとチェアヨガ

フリマとチェアヨガ

汲沢町で9月27日

9月19日

市内NPOが減少傾向に

市内NPOが減少傾向に

「社団法人」での設立進む

9月19日

「既得権益が芽を摘む」

慶大・金子名誉教授

「既得権益が芽を摘む」

山崎議員主催のシンポで

9月19日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 9月19日0:00更新

  • 7月25日0:00更新

  • 7月18日0:00更新

戸塚区・泉区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

戸塚区・泉区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年9月19日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook