泉区和泉町の秀英高校で8月20日から22日にかけて、生徒がオリジナルパン作りに挑戦する特別授業が行われた。
進路選択のきっかけに
同高では週に2回ほど、企業や大学、専門家の協力を得て「セレクト授業」として幅広い分野の講座を展開。様々な体験が進路選択のきっかけになればと取り組んでいる。
今回のパン作りもその一環で、日頃から同高でパンを販売している「パン香房つちや」(相模原市)の土屋涼介代表が講師を務めた。座学からはじめ、最終日の22日にはパンを実際に焼く工程を体験。今回の講座では生徒たちの希望でスティックチョコパンやメロンパンを作り、オーブンで焼きあがると香ばしい匂いが家庭科室に広がった。
参加した生徒は「生地を練るのに力が必要で思ったより大変だった」と感想を話した。土屋代表は「パン業界も人手不足。どう作られているのかを知って興味も持ってもらえたら」と話した。
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