県立舞岡高校の教員からなるキャリア支援グループはこのほど、回収されたごみがどう旅立っていくのかをテーマに学ぶ講座「ゴミクエスト」を実施し、生徒15人ほどが参加した。当日は市資源循環局の職員による講義を受けたのち、金沢区のごみ焼却工場を見学。回収されたごみのゆくえやリサイクルの過程について学ぶ機会となった。
「意識変わった」
参加した生徒は、職員が業務時に着る作業着を着用。ごみ収集車への積み込みを体験する場面もあり、生徒からは「捨てたら後は誰かがやってくれるもの、という意識が変わった」などの声があがった。
企画した同高の大川和裕教諭は「これからはごみをいかに大切に扱うかが重要になる。講座を通して生徒たちに少しでもごみについて考えもらえたら」とし、「今後も楽しみながら学べるものを企画したい」話した。
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