戸塚被害者支援連絡協議会の川邊重男会長がこのほど、(公社)神奈川被害者支援センター(永野弘幸所長)から感謝状を受けた。川邊会長は長年、被害者支援の重要性や必要性を訴える啓発活動に取り組み、さらに今回、同センターへ寄付を送った。
同センターの堀本久美子副理事長は「法律相談やカウンセリングといった被害者支援はもちろん、ボランティアの方の活動資金にも活用させていただく」と感謝を述べた。
相談件数は増加傾向
戸塚被害者支援連絡協議会は、犯罪や事故などの被害者やその家族の心身・経済の負担などに寄り添い、区内行政や他の団体と協力して支援活動を推進している。
永野所長によると、近年法整備が進んだ影響などもあって、犯罪被害の相談件数は増加傾向にあるという。
また、被害を受けただけでなく交通事故を目撃してしまった人の精神面のケアなど、同センターが独自に支援する場合も。永野所長は「さまざまな状況に応じた支援の体制が必要」と語った。
川邊会長は、戸塚交通安全協会の会長も務めており、長年、区内の事故防止や啓発活動にも尽力してきた。そんな中、不慮の事故で亡くなる身近な人の存在や、悲惨な事故について聞くたびに、心を痛めてきたという。「今、困っている人のために、自分にできることで少しでも役に立てれば」と話した。
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