いずみ野小学校で11月21日、プロの料理人が泉区の農畜産物を使ってメニューを考案する「スーパー給食」が実施された。2012年から続いている取り組みで、同小の統合後としては初。あわせて出前授業も行われ、子どもたちは食についての学びを深めた。
いずみ野小は学区内や近隣に農家が多く、生活科や総合的な学習の時間を使って、野菜作りに取り組んでいる。スーパー給食は子どもたちが育てた野菜や、近隣で生産された農畜産物を食材としてプロの料理人が給食を監修したものだ。
いずみ野小は今年4月に阿久和小(瀬谷区)と統合し、新たな「いずみ野小」として開校したが、新校にもこの伝統は引き継がれている。
今年は5年生が米作りで約200kgを収穫。この米を米粉にし、「いずみ野産米粉と浜なしのマフィン」として給食に登場。また1、2年生が育てたサツマイモも「やまゆりポークといずみ野野菜の芋煮風煮物」として提供された。
味わいの楽しさを
スーパー給食にあわせ、この日は料理人らによる出前授業も実施。3年生から6年生が食について学んだ。
5年生のテーマは「出汁とお吸い物」を。日本料理「濱懐石つねとら」(保土ケ谷区)の近藤恒夫さんが講師を務め、昆布とかつお節で出汁をとり、子どもたちは出汁やそれを使ったお吸い物を実際に試食した。
近藤さんは「日本料理は季節感や器も大事。味わいの楽しさを子どもたちに知ってもらう機会になれば」と語った。
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