意見広告・議会報告
県政報告 152 ためらわず海外展開支援を 神奈川県議会議員 北井宏昭
この先、人口減少で国内市場が縮小することは避けられません。それゆえ、東南アジアなどの新興国の経済成長を背景とした海外での販路開拓に取り組む意向の県内中小企業は、今後も増えて行くと思います。攻めの姿勢で市場を求め、国外に出て行かざるを得ないのです。そこで、県議会・産業労働常任委員会で県内企業を支援するため、再度、県の海外駐在員の拡大を訴えました。
現在、本県はベトナムとの交流を強化。さまざまなイベントも行い、多分野にわたる交流を深め、相互理解を促進し、将来にわたる両地域の継続的な成長と発展を図るとしています。
県は、ベトナムを含むASEAN諸国における業務を、シンガポールの駐在事務所にカバーさせるとしています。しかし、海外駐在員の業務は重要かつ困難で、複数の国をまとめて見ることなど、中途半端で結局何も出来なくなりかねません。またベトナムは政治形態や社会的慣習から、民間企業同士ではなく行政同士や政党機関とのやり取りが重要。ゆえに本県としても、行政の駐在員が必要なのです。
さらに外国人人材の確保も大事な役目です。移民政策には賛否ありますが、否が応でも外国人居住者は増えます。その彼らが孤立せず、閉鎖的なコミュニティーをつくらなくてもいいような文化交流など、諸々整備する関連業務も増えます。その懸け橋的な重要な仕事も海外駐在員です。
経済の拡大こそ、あらゆる行政サービスと安全保障の根源。今後はインドネシアも視野に、いずれやるのなら先手を打つような県内企業の海外展開支援を求めます。
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