倉田小学校の4年2組の児童たちが現在、防災についての学習内容を壁新聞や冊子の形でまとめ、戸塚区役所内に展示する準備を進めている。
そのための街頭取材を11月25日と26日に戸塚区役所内で実施。児童たちは担任の白井光教諭が設問で用意した「風水害時の一次避難」や「避難所での生活」などの中から来庁者が一番関心のあるテーマを聞いた。
実際に取材を受けた人からは「発災してから避難所に向かうまでが特に心配」と声があがり、児童らは真剣に耳を傾けていた。取材を終えた児童は「緊張したけど楽しかった」と話した。
白井教諭は授業を通じて地域の人と交流する機会にしてほしいとし、「防災を身近に感じ、児童たち自身も『助けられる側』から『発信する側』に回ってほしい」と話す。
「子どもたちの力」で
今回の活動は、授業の中で児童が防災について「もっと多くの人に知ってほしい」と声をあげたことではじまった。
戸塚区地域防災担当の浅野雄一朗さんは「行政ではなく、子どもたちが展示物を手がけることで、より多くの方の目をひくことになり、改めて防災への意識を高めていただけるのではないか」と語る。
展示の時期は「防災とボランティア週間」に合わせた1月中旬頃を予定しているという。
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