意見広告・議会報告
県政報告 153 大学などの頭脳を活用せよ 神奈川県議会議員 北井宏昭
近年、社会課題が多様化し拡大する中で、県庁職員は多忙を極めています。理由は、ギリギリまで切り詰めた職員配置や、働き方改革にもあります。そして業務・職務に関わる勉強や研究時間の確保すらままなりません。さらに予算も潤沢ではありません。人手と時間と予算が足りない現状で、職務遂行を余儀なくされています。そして職員は頑張っているものの、限界はあります。
あらゆる仕事の質は、勉強や研究をすればするほど上がります。それを県庁の場合は、外部の頭脳を活用する方法で、仕事の質を維持し高めることを提言しました。それは「PBL=プロブレム(プロジェクト)ベースドラーニング」直訳すると「問題(課題)解決型学習」。文部科学省が進めるアクティブラーニングの教育方法です。これは、学習者が課題を自ら見つけて解決していく過程で、解決と実践の能力を育むもの。課題に対する仮説を立て、調査と検証を繰り返します。そして課題解決に向け、情報や資料・文献を集める自発的な学習で、まさに政策立案です。
例えば、県内外の大学や大学院に対し、本県が抱える行政と社会の課題・問題を提示し、その解決策を共同研究からさらに政策立案にまで昇華させるのです。学生・院生たちは、自らのキャリア・実績になるだけでなく、自分たちの将来に直結する諸問題に取り組むことになります。
また大学以外でも、企業やNPOなど、知識や手段を有する民間との連携も効果的です。知事には、大学や民間セクターと連携、協働して課題解決につなげる取り組みの推進を提言しました。
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