高齢者の自立支援に前向きに取り組んでいる事業所を横浜市が称える「『みんなにやさしい介護のプロを目指す』プロジェクト」でこのほど、泉区中田東の介護事業所「生活維持向上倶楽部『扉』」が表彰を受けた。今年は市内27事業所が認証を受け、そのうち10事業所が表彰された。
同所は(株)NGU(山出貴宏代表取締役)が運営するデイサービスの事業所。利用者を「メンバー」、職員を「パートナー」と呼ぶことを始め、日常生活動作の維持・向上に寄り添う工夫を取り入れている。
「扉」は今回、地域密着型通所介護として表彰を受け、代表の山出さんは「自立支援で大切なのは生活を営むこと。それは屋内だけではないので、日中の活動として外に出て、いろんな人とつながることは重要」と話す。また「外での活動を通じて、まちの人たちも認知症の人などへの偏見がなくなるはず」と思いを語る。
思いを大事に
扉の管理者を務める川辺文枝さんは「認知症でも、スマホの使い方だって私たちよりうまい人もいるんです」と笑顔で語る。事業所を運営するにあたっては「(利用者)ひとりひとりの思いを大事にしたい。決めつけずに、やってみたいことを一緒に模索できたら」と力を込めた。
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