今年創立50周年を迎えた名瀬小学校で11月29日、児童たちが学校の誕生日を祝う記念行事が行われた。「おめでとう」と「ありがとう」をテーマに、児童たちは学年ごとに学校や周辺地域についての発表を披露した。
名瀬小学校は1974(昭和49)年に岡津小学校名瀬方面校の開設準備委員会が発足し、翌春に開校。1990(平成2)年には緑園東小ができ、一部の児童は同小へ。これまでの卒業生は5985人という。
記念行事は児童が進行し、1、2年生によるお祝いの歌でスタート。全校児童が作り上げたケーキがお披露目されると、会場はお祝いムードに包まれた。
3年生は名瀬小の好きなところを「里山が近くにある」「給食がうまい」など、絵とともに51個発表。4年生は名瀬のまちの魅力を紹介した。5年生は名瀬の歴史をまとめ、6年生は「名瀬の未来」を想像し、動画で披露した。
これからも元気な声を
50周年記念事業実行委員長の浅井ゆき子さんは「名瀬っ子のみんなの声は、私たちをわくわくさせる。これからも元気な声を響かせて」とあいさつ。中嶋孝宏校長は「先輩たちを引き継いでいるのが今。連続性の中にいる」と語り、「みんなががんばって作ってくれたこの会に、ありがとうを贈りたい」と子どもたちを称えた。
12月7日には記念祝賀会が行われ、地域住民ら約80人が参加して学校の歴史に思いをはせた。
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