緑園のフェリス女学院大学・知足ゼミと泉区はこのほど、共同で環境啓発の動画を制作した。学生目線の動画にすることで、若い世代にも環境への意識を高めてもらうことが目的。ゼミ生は「身近なところからエコに取り組んでほしい」と呼びかけている。
知足ゼミ(知足章宏教授)では3年生が毎年、泉区と共同で環境問題に関する啓発活動・研究などに取り組んでいる。これまで脱炭素社会普及のためのグッズ、リーフレット作成などを行ってきた。
今回の動画制作も区と共同で実施。特に若い世代に環境への意識を高めてもらうことを目的に、学生自らテーマを決め、撮影・編集まで取り組んだ。区は必要な物品や撮影場所などを提供し、3本の動画が制作された。
また、各動画は約1分にまとめられており、SNS等で短い動画に慣れた若年層に見やすい工夫がなされている。知足教授は「専門的な知識や見解を詰め込むのではなく、学生の見たままの景色。『こんな風に作るんだ』と驚いた」と話した。
日常に取り入れやすく
制作された動画の一つは「エコな女子大学の1日を紹介」と題して、エコバッグやマイボトルなど日常に取り入れやすいエコな取り組みを映像にしている。
さらに「日常の中でSDGs」では、食材を無駄にしない、余らせないなどのフードロス対策を紹介。制作者の山崎安利奈さんは「すぐに食べる食事であれば消費期限の近い食材を選ぶことで、節約にもつながる」と話した。
また、井上桃さんは「ごみで作れるサステナブルネックレス」というタイトルで、プルタブを再利用したハート形ネックレスの作り方を紹介。「ごみを減らすために分別や再利用をしようという意識につながれば」と思いを込めた。
動画はそれぞれ1月中に横浜市の公式YouTubeチャンネルなどで公開される予定だ。
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