意見広告・議会報告
県政報告 157 ものづくり・建設業の復権へ 神奈川県議会議員 北井宏昭
本県には複数の県立の職業技術校があり、工業・産業・建設など就職に直結する高度な技術・技能が身に付きます。また時代に即したカリキュラムを提供し、卒業後の就職先は引く手あまた。
大学全入時代、どの学校も学生の確保に難儀していますが、本県の技術校でも定員割れが発生。これが実に深刻な問題なのです。各校が、どんなに優れたメニューやプログラムを用意しても、そこに人が集まらない、ということを認識しなければなりません。日本の若者の「ものづくり産業および建設業離れ」は国力の衰退であり本県経済への影響も大きいのです。
若者の変容を促せ
これまで行政では、産業労働と教育の分野とが連携して若者に訴えて来ましたが、それだけでは無理。子供・若者へのプロパガンダとプロモーションを、根本的・戦略的に見直す必要があります。県庁全体の最重要課題と認識し取り組むべき規模のこと。ものづくりや建設業の素晴らしさを理屈抜きで体現させ、社会的なトレンドとしてムーブメントを起こして行かねばばなりません。もちろん、もっと稼げる業界にしなければなりませんし、若者の価値観も取り入れながらです。
若者がマネーゲームに走り、現場そっちのけでコンサル業に励み、こぼれた連中が強盗になる、そんな世の中にしてはダメです。建設業界では今後、新築は出来ても、改修が出来ない職人ばかりになってしまわないか、憂慮されています。本当の大工さんがいなくなるやもしれません。若者を、ものづくりや建設業へとつなぐアプローチを、国と県が一丸で取り組むよう提言しました。
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