神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
戸塚区版 公開:2013年10月17日 エリアトップへ

産後母子ケアモデル事業 助産院が育児サポート 国の事業化に先駆け実施

社会

公開:2013年10月17日

  • LINE
  • hatena

 横浜市は国の事業化に先駆け、育児不安の早期解消のための「産後母子ケアモデル事業」を10月1日から開始。神奈川県内初の事業で、戸塚区の「うみと森助産院」を含めた市内8カ所の助産院が委託を受け、心身ともに不安定になりやすい産後4カ月までの母子を助産師がサポートする。

 同事業は、家庭的な施設環境の助産所で、育児のアドバイスや健康管理の指導を受けたりすることにより育児不安を早期に解消し、不安やストレスから起こる児童虐待などの未然防止につなげるという。

 面談や育児講座などに比べ、サービスの利用時間が長く設定されており、利用料は日帰りの「デイケア」は最長8時間1日2食で1日あたり2000円、宿泊ができる「ショートステイ」は24時間1日3食で1泊2日で6000円。市民税非課税世帯は減免制度もある。利用対象は生後4カ月未満の子を持つ母親で、【1】横浜市民である、【2】家族などから産後の援助が受けられない、【3】育児不安等が強く支援を必要とする、【4】母子共に医療行為が必要ない、の4項目すべてに当てはまることが条件。

 専門性が高く、経験豊富な助産師に直接個別指導してもらえることも特徴の一つ。「赤ちゃんの発育チェックや沐浴なども実際に行いながら指導してもらえる。横になってゆっくりと疲れをとることもできるので、心身のケアに利用してもらえたら」と市こども青少年局こども家庭支援課。

 委託先の助産院は7月に公募し、選定委員会が決定した。委託を受けている区内のうみと森助産院(平戸5の5の12)は2011年に開院。戸建て住宅を改装しており、自宅のような雰囲気の部屋で過ごせるようになっている。

 利用の相談は各区のこども家庭支援課(戸塚区【電話】045・866・8466)へ。育児状況などを確認し、利用の可否を判断する。

母子で過ごす部屋=うみと森助産院
母子で過ごす部屋=うみと森助産院

㈱横浜建材工業

屋根と外壁のプロ 屋根の無料点検実施中。瓦一枚からでも!

https://yokoken.com/

<PR>

戸塚区・泉区版のトップニュース最新6

保護猫活動じわり広がる

泉区在住・伊藤さん

保護猫活動じわり広がる

緑園で23日 第1回譲渡会

11月21日

廃棄ナスが“カレー”に変身

舞岡小学校6年2組

廃棄ナスが“カレー”に変身

23日農業まつりで販売

11月21日

地域のため「力尽くしたい」

泉区連会・馬場会長

地域のため「力尽くしたい」

叙勲受章祝賀会に200人

11月14日

がんセンターと共同研究

横浜薬科大学

がんセンターと共同研究

「漢方薬」の分野で協力

11月14日

泉区全中学に「紙ペン」寄贈

日本生命

泉区全中学に「紙ペン」寄贈

障害者支援の意義も

11月7日

自転車「ながら運転」に罰則

自転車「ながら運転」に罰則

改正道交法が施行

11月7日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 11月21日0:00更新

  • 9月19日0:00更新

  • 7月25日0:00更新

戸塚区・泉区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

戸塚区・泉区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年11月22日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook