平戸中学校吹奏楽部が、10月12日に富山県で行われた「東日本学校吹奏楽大会」の中学校部門に出場。バレエ音楽『白鳥の湖』を演奏し、昨年を上回る金賞を受賞した。戸塚区内では過去最高の成績。
同大会は30人以下の小編成バンドの大会で最上位。金賞は複数の学校が受賞しているが、評価は出場した後半の部(15校)で1位だった。「まさかとは思ったけれど、手ごたえはあった。今までで一番良い演奏だった」と部長の堀田梨莉さん(3年)は振り返る。
同部では大会ごとに出場メンバーを選抜しており、「選ばれなくて号泣する子もいる。それだけ真剣」と顧問の仲尾宏子教諭前は話す。メンバー入りを目指し、最後まで皆が努力していたという。しかし、堀田部長に好成績の理由を尋ねると、技術よりも「仲の良さ」と「演奏を楽しんだこと」が挙がる。落選した部員のネクタイなどを身に着けて出場した人もいたという。「落ちた子の分も良い演奏をしようという気持ちだった。ミスもあったけれど、それ以上に気持ちが伝わったと思う」
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