4月3日に告示、12日に投開票される神奈川県議会議員選挙で、定数3の戸塚区では、2月18日現在、現職の3人と元職1人が立候補を表明している。ほか、候補者を立てる意向を示す陣営もある。(2月19日起稿)
立候補を表明しているのは、自民党の松田良昭氏(62歳・7期)、民主党の曽我部久美子氏(60歳・2期)、神奈川みんなの改革の久坂誠治氏(42歳・1期)と、無所属で元職、維新の党推薦の北井宏昭氏(47歳)の4氏。共産党は「候補者を立てる方向で動いている」としている。
4氏の訴えは
8期目を目指す松田氏は、子どもの虐待対策や、がん治療体制の充実、柏尾川の遊水地整備等の自然災害対策等に取り組むとし、戸塚の街の中に駅伝コースを戻す運動も続ける。「自信を持てる神奈川へ。そして明るい未来を」と訴える。
曽我部氏は「女性の活躍推進に全力で取り組む」とし、女性が結婚、出産を経ても働きやすい環境づくりの必要性を訴える。地域で認知症者やその家族を支えるなどの認知症対策や、高校授業料無償化の復活、いじめ問題にも取り組む。
久坂氏は▽税金の無駄遣いをなくす▽公務員の人件費削減▽議員定数、報酬の削減▽みんなの党の改革路線を引き継ぐ▽政務活動費の透明化――等の政策を掲げる。議会等で行った質問の中「次期に実現したい25問の審判を」としている。
北井氏は、被災地等で行った4年間の活動経験を生かし、「どうやって自らの命と財産を守ることが出来るのかが重要なテーマ」と訴える。また「徹底的な行政改革・議会改革の断行を主張し、市民の財産を守る」としている。
前回選挙は松田氏がトップ
前回選挙では、松田氏が3万4138票を獲得しトップ。曽我部氏が2万4511票、久坂氏が2万872票で当選した。1万9191票の北井氏は及ばなかった。戸塚区の投票率は47・16%だった。
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