横浜薬科大学(俣野町)で7月18日、ノーベル賞学者の大村智さんが在学生に向けた講演を行った。
大村さんは、寄生虫が引き起こす「熱帯病」に対する治療薬の開発に貢献し、2015年にノーベル生理学・医学賞を受賞。特に失明などの症状を引き起こす「オンコセルカ症」や、足などに身体障害を発生させる「リンパ系フィラリア症」に対する治療薬は数億人が服用している。
大村さんはこの日、微生物が作り出す物質に注目し治療薬の開発につなげた経験をはじめ、学生時代や教諭時代の思い出、趣味のゴルフについても語った。講演の最後に大村さんは学生に向け「仕事を続けるうえで、健康管理や趣味を持つことも大切」などとメッセージを送った。
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